品川区にあるディープスポット【大井町】を撮ってきました
品川区の真ん中あたりに位置する「大井」という町
町名は「大井」ですが 駅名が「大井町」となります
明治初期に品川町の「大井村」が誕生し、
明治後期には「大井町」となりました
昭和になり合併などで「大井町」という地名は無くなりましたが、
今もなおこのエリアのことを「大井町」と呼ぶ人が多いです
ちなみに「大井町」と書いて「おおいまち」と読みます
「あたりまえじゃん」と思った方は関東人です
「なんでやねん」と思った方は関西人です
西日本では「〇〇町」を「〇〇ちょう」と読むことが多い為、
関西人は「おおいちょう」と勘違いしがちです
(自分がそうでした)
今回は駅の東口に広がるディープなエリアを紹介します



まずは『東小路飲食街』
駅を出てすぐの飲み屋街です
言わずもがなですが【闇市】がルーツとなっております
(→闇市について)
品川区のビルビルしい街の間に
こんな空間が存在しているとは
細い路地が入り組んでいます


東小路飲食街を抜けると『ゼームス坂通り』という謎の道が横切っています
ゼームス坂通りを越えると『平和小路』という通りになります
路地だらけ






狭い路地にはたくさんの飲食店があります

人気洋食店『ブルドッグ』があった場所です
残念ながら火事により焼失してしまいました
(2024年6月に移転先で営業再開)
近隣の火災に巻き込まれたといいます
老朽化した建物に狭い路地
密集する飲食店
この辺り一帯もやはり再開発が検討されているエリアです
(→再開発について)

品川区と言えば最先端な大都会というイメージがありますが、
意外にも昔ながらの下町感が残るディープな場所が多く存在します
大都会と下町のギャップが生む異世界感が大好きです
夜になると異世界感が増します
海外に来たような感覚を覚えます




狭い路地の小さな飲食店は老若男女で賑わっていました
大きなビルの煌びやかなレストランでも、
同じような賑わいになるのでしょうか
撮影日:2024年5月