再開発とは
既存の市街地を再整備する【都市再開発】のこと
この記事では東京における都市再開発についてざっくり語ります
初めに伝えておきますが
私はただ街をぶらぶらと徘徊するのが好きな一般人であり
再開発の当事者(地権者や居住者)ではなく
賛成派でも反対派でもありません
意見するほど詳しくもありません
ただ、地域ごとに特徴のある古い街並みなどが
見れなくなることは寂しく思います
だから今、無くなる前に現地を見ておきたい
そこの空気感を写真に残しておきたい
そう考えています
つまり、ただの街撮り好きな私にとっても
再開発は少なからずテーマとして存在しているので
無関心ってわけにはいかず、ちょっと勉強しました
再開発とは
冒頭に書いた通りですが再開発とは
既存の市街地を再整備する【都市再開発】のことです
分かりやすい例でいうと
『古い商店街を取り壊して大きな商業ビルを建てる』など
街をバージョンアップしようという行政による取り組みです
現在、東京では100年に1度といわれる再開発が進行中です
様々なエリアで計画が進む再開発は
2030~2040年代を目安に完成する予定だそうです
東京はどうなっていくのでしょうか


再開発の目的
街を新しくすることで生活環境の改善や国際競争力の強化を図ります
例えば、
・道路を広げることで交通の利便性を高める
・大きなビルを建てることで都市機能を高める
・老朽化した建物を無くし防災性を高める
など
便利で住みやすく魅力的な街を作ることで
人や企業の流入を増加させ、経済効果を高めることが目的です
再開発の課題
再開発には課題が山積みです
上で例にしたように『古い商店街を取り壊す』場合
そこでお店をしている人達は撤退を余儀なくされます
場合によっては住む場所すらも失う人がいます
そういった方々からは当然、反対意見が出てくるわけです
また、再開発により街が生まれ変わることで
歴史的な景観が失われ、街の個性が薄れてしまうこともあります
狭い路地にあった横丁(横丁について)が無くなり、
大きなビルの飲食店街になる
街の個性が無くなり、
どの街も同じようになっていくのではないかと言われています

変わっていく街について
街が良くなるということは喜ばしいことですが
再開発によって良くなるという保証はありません
悪くなるという決めつけも出来ません
そもそも何をもって「良くなった」と思うのかは
人それぞれでもあります
再開発のゴールは
日本の活性化、経済の回復、
その大義名分のもと犠牲になる街があり
そこで生活する人々がいます
様々な意見があり立場があり
今現在もぶつかり合いが生じています
それについて軽率な口出しは出来ません
先にも書きましたが
街の個性が無くなることについては残念に思います
しかしながら、
どのみち街は変わっていくものです
再開発事業とか関係なく
古い建物は無くなり
景色は変わっていきます
東京に限らず、日本に限らず、
世界中でそれは必然的に起こる事実です
10年後100年後がどんな景色になっているかは分からないけど
今の景色は今しか見れないというのが事実なわけです
だからこそ今の内に色んな場所へ行って
色んな景色を見たり感じたりしておきたいと考えています